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常連出店者さんのご紹介 #02:もりとう農園さん★

2020.04.07

もりとう農園 森藤さん

 

福島県須賀川市で、軽トラックにおいしい野菜を積んで、明け方に出発ブーーンッと飛ばして毎週恵比寿まで来てくださる、もりとう農園の森藤さん。

 

32年間行政にお勤め、50代でご両親から農家の4代目を継ぎました。

同時期に、娘さんが東京に上京されたそうで当初「娘に会いたくてお米を売りにきてんだ」という父の愛溢れるエピソードが筆者は大好きです。

ご両親から受け継いだ畑は、今は森藤さんご夫婦と、長男・次女の4人で切り盛りされています。お父さんと息子さんはお米、娘さん(次女)は野菜をメインに育てています。

もりとう農園facebookから

森藤さんの栽培上でのモットーは【生育のジャマをしないこと】

水田の土も米糠と酒粕を肥料にして土づくりをしています。
酒粕?と思いますが、麹菌が分解した糖とアミノ酸の固まりです。
これを乾燥し、豆粒大に細かくしたものを水田の肥料にします。

野菜は、露地栽培。冬は雪深いので、一部ハウスもありますが、基本は露地。農薬や化学肥料は一切使用せず、次女なっちゃんが丁寧に育てています。

福島ならではの曲がりネギや、甘みの強い白菜が大人気。

森藤さんのお米は、料理の鉄人の和食料理人も使用したり、ミシュランにも載るスパイスカレーのお店でも使われる逸品です。ですが!ご本人は至って謙虚で優しいお人柄(福島弁バリバリなのがまた癒される)日本の農業の未来を憂えており、人材育成にも力を注いでいます。恵比寿マルシェでは、お買い物に来るは勿論、森藤さんに進路相談に来る若者も後を絶ちません。

筆者も悩んだとき何度も背中を押してもらっています。

また、ローリエがいっぱいだからと、枝(枝?幹?)ごと持ってきてくださり、日ごろ私たちが目にしないものを教えてくださるのも、マルシェならでは。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

対面販売を大事に、1人1人のお客様・出店者様と向き合う森藤さん。同じように、お米・農作物とも向き合っていらっしゃいます。

 

そんな森藤さん。

趣味は、カレー作り(とマラソン)

今回は、森藤さんから届いたカレーレシピもお届けします。

 

【#農家飯 大根のスープカレー】※実際に筆者が作ってみました

材料

・大根:100g

・クミンシード:5g (なかったので、クミン入りのスパイスミックスを代用しました)

・チューブ式ニンニク:3㎝程度 (生ニンニクで代用しました!)

・唐辛子:1本

・チューブ式生姜:3cm程度 (生の生姜をすりました!)

・市販のお好みカレールー

・オリーブオイル:大匙2杯、

・コンソメ(又はビーフブイヨンパウダー):小匙1/2~1杯

お好みで、粗びき胡椒:大匙1/2杯

・水:適量 (400ccくらいでつくりました!)

・アップルジュース:50cc

 

レシピ

① 大根を縦横約1cm、幅2~3mm程度にカットする。※この大きさと厚さがポイントです。

② ①の大根をクミンシードと共にオリーブオイルで中火で炒める。

大根が軽く透き通ってきたらニンニク、ショウガ、胡椒、唐辛子を入れ炒める。

※香りが立ってきたらokだよ。

③  ②に適量の水とコンソメ(又はビーフブイヨンパウダー)を入れ煮立たせる。

④ 最後に市販のカレールー適量を入れ溶けたらアップルジュスを入れ、弱火にして15分

(いい香り~)

 

完成です!!

(キャベツがちょっと余っていたので、私はキャベツも投入しました)

普段そんなに料理をしない筆者でも比較的簡単にトライできました!

そして味!

カレーに大根?と半信半疑だったのですが、とてもいい!

野菜もたっぷりとれるし、スパイスによって体もポカポカしてきます。

少し残して、翌日は在宅勤務のランチに ご飯をとチーズを入れてカレーリゾットとしても美味しかったです★

 

是非お試しください!!

 

YEBISUマルシェの詳細は以下のページからご覧ください:

YEBISUマルシェ organic & natural@恵比寿ガーデンプレイス

 

筆者: